SEOについての概要・関連する用語・効果的な書き方


SEOについて

Googleの検索結果で上位取得する為の技術です。Googleで上位に表示することができれば、他エンジンでも上位に表示することができます。

・ 有名な検索エンジンの紹介

Google,Yahoo,Bingなどがあり、Googleが市場シェアの約8割を占め、残り2割を他の検索エンジンが競っています。
日本だとGoogleとYahooが一般的ですが、見え方は違っていても中身は一緒です。
理由は、YahooがGoogleの検索エンジンを採用している為で、どこで検索をしても順位は変わりません。

・ 順位が決まる要素

大きく分けて以下の3つの要素が重要です。

① リンク(内部・外部・被リンク)・・・サイトからサイト内外へのリンク・他サイトからリンクされる

② コンテンツ(記事)・・・読者の問題を解決する記事であること

③ サイト設計(ブログ・特化サイト)・・・1つのカテゴリーに特化したサイト(株主優待やポイ活など)

 

基礎Ⅰ(※重要です)

・ 検索されるワードで適切な情報を発信する

まず、キーワードを設定し、読者の悩みを明確にして、解決する答えとしてコンテンツを作ることです。

・ 適切な情報を、適切な構成で執筆する

先に読者の問題を解決してあげる。自身の経験談を語るのはあまり好まれません。
語るのであれば、内容や表示順などを考慮する必要があります。

・ 関連記事を記載するとなお良い

「プログラミング 独学」で検索した読者がプログラミングは独学で学べるということを知ることができた。
ここでの関連記事というのは、学習方法についてどのような方法があるのかなど、読者の一歩先知りたい情報を載せることです。
こうすることで、読者の原動力=成果に結びつきやすく、サイトの価値をかなり高めることができます。
これはアフェリエイトでも応用することができ、収益に結びつきます。

 

用語

・ 内部対策

内部のソースコードがリファクタリングされているか

・ 外部対策

どうしたら被リンクを貼ってもらえるか、SNSで拡散してもらうなど

・ ビッグワード

収益やアクセスに繋がるキーワードです。
例えば、プログラミングなどはビッグワード(またはビッグキーワード)と呼ばれます。

・ ロングテール

検索する人はビッグワードより少ないですが、継続的に検索されるキーワードです。
「プログラミング おすすめ言語」のように複数語のキーワードで構成されることを指します。

・ ASP

afbのようなサイトが有名で、このサイトでアフェリエイターが商品を仕入れて、商品を売るとアフェリエイターにお金が入ってくる仕組みです。

・ CTR(Click Through Rate)

クリック率です。記事にもよりますが、大体3%くらいクリックされれば平均値となります。

・ CVR(Conversion Rate)

成約率です。例えば、読者が外部リンク先のプログラミングスクールの無料体験に情報を登録した時点で1カウントです。平均3〜8%ほどで平均値となります。

・ Google Search Console

略してサチコとも呼ばれるようです。SEOをやるなら必須ツールで、使い方は後述します。

・ GRC(Governance Risk Management)

Googleの検索キーワードの順位を調べられるツールです。こちらもSEO鉄板ツールで、使い方は後述します。

 

基礎Ⅱ

・ 内部対策

重要性は徐々に下がり、基本的に2018年度以降に作られたWordPressテーマであれば、内部対策済みなので問題ありません。他にWIXやライブドアブログなども内部対策されていて当たり前になってきています。
ただ、ページの重さには注意が必要で、ページを開いて10秒ほど止まるといった場合は、大半画像のサイズが原因ですが、解決しない場合は相談された方がいいです。

・ 外部対策

内部対策と同様に重要性は下がっています。基本構図は、信憑性+お役立ち記事です。
SNSや、企業のイベントから協賛という形で集客をすることもできます。
※ 自分の運営しているブログの関連性のあるイベントのみに絞るなどしないと、Googleに怒られて順位を落とされる可能性もあるのでやりすぎには注意が必要です。

・ 被リンク

効果はありますが前提として、ご自身がしっかり運営されていて、読者から信頼されているサイトである必要があります。信頼を構築してお互いよい関係を作ることが大切です。

被リンクを獲得しやすい手段として、新しい情報を発信することが挙げられます。
例えば、ツールのアップデート情報が出た場合、どういったアップデート内容なのかをまとめて、自分のデータなどを公開し、解説を交えつつ発信する等です。
そうすることで、他の人がそのアップデートに関する記事を書く時に、あなたのサイトを見に来て、あなたのサイトにしか情報がない(つまり貴重)ので被リンクがつきやすいです。

・ 内部リンク

アフェリエイターの方が、内部リンクの本数がSEOに関係するという情報を発信していますが関係しません。
読者が知りたいと思った時に内部リンクを添えるだけですが、クリックされることが大切です。
※ 色は分かりやすく青にしましょう

・ 外部リンク

内部リンクと同様、外部リンクの本数もSEOに関係しません。
基本的に内部リンクと外部リンクは、読者にとって必要な時に必要な情報ではない場合、リンクを貼る必要はありません。これを守らないとサイトの読みやすさが損なわれます。

つまり、内部リンクと外部リンクは、必要な時に必要な数だけ貼れば良いということです。

 

実践

① サイト設計のコツ

・ 1つのカテゴリに対して階層化して記事にする

例えば、「タイピング 上達」のキーワードで上位を狙う場合、記事に下記図のように内部リンクを当てます。
内部リンクを当てた上層の記事は、「タイピング 上達」の目的別に総まとめで記事を構成し、階層化してサイトの設計を行います。これがSEOの基礎です。

スクリーンショット 2020-12-26 10.03.35.png

・ ツールを使ってオリジナル要素を出す

ラッコキーワードを使ってキーワードを抜き出します。
ページに移動して、例えば「タイピング 上達」のようにキーワードを入力すると検索結果で出ますので、これを参考に記事を書いていきます。

スクリーンショット 2020-12-26 10.19.18.png

② キーワード選定の方法

・ ツールを使ってキーワード選定をする

前述のラッコキーワードを使ってキーワードを選べば問題ありません。

・ 収益化のキーワード

収益化のキーワードは決まっており、上画像にあるサジェストの項目で、上位に入ると収益を得ることができます。

・ カテゴリを超えたキーワードを狙う

「お金の不安を解消する方法」というタイトルの記事に、「投資する」→投資から更に発展して自分への知識の投資として本を薦めるなど。ある意味先読みですね。

③ ロングテールキーワード集客

・ ロングテールにはロングテールで固める

何度も上の例を使って申し訳ないのですが、「タイピング 上達」のようなキーワードで上位を狙う場合、下層リンクもロングテールで記事を作るということです。

・ 内容が重複する記事は書かなくてよい

例えば、「amazon おすすめ kindle」のようなキーワードで記事を書いていた場合ですが、その後「amazon kindle 使いやすさ」のような記事を新しく書こうと思った時、内容が重複すると思った記事は書かなくても良いです。

④ タイトルの付け方

・ タイトルと最初の見出しを一緒にする

基本的に、最初の見出しをタイトルにして、横に軽く補足文を添えればOKです。

スクリーンショット 2020-12-26 11.49.35.png

・ クリック率が高まるタイトル

人間が「気になるタイトル」は過去から変わっておらず、過去クリック率が高かったタイトルをそのまま流用すると良い結果が得られるようです。

・ 『理由』というワードを入れる

・ あなたが〜できないたった一つの理由
・ たった一つの習慣を身につけるだけで、あなたの人生が劇的に変わる理由

・ 『方法』というワードを入れる

・ 数ヶ月で数百万円稼いだ方法
・ 簡単な方法で株式売買の勝率8割キープした話

・ 数字を入れる

✕ 学歴もお金もない僕が出世できた理由
◯ 学歴もお金もない僕が出世できた10個の理由

・ 『なぜ』から始める

・ なぜあなたは継続できないのか
・ なぜ人は成功した記憶は薄く、失敗した記憶の方が残るのか

・ 『0円』、『無料』というワードを入れる

・ 相談は無料!お気軽にお問い合わせ下さい
・ 今なら1年間、基本使用料0円!

・ ハードルが低いことを証明する

・ 未経験の僕でもできた、プロエンジニアへのロードマップ3選
・ 何をやっても続かなかった僕でもできた、3ヶ月で副業をして稼げる10の方法

・ 『まとめ』、『◯◯選』というワードを入れる

・ どこでもできる気軽に効率良くダイエット10選
・ あなたの行動を変える名言まとめ

・ 『限定』というワードを入れる

・ 限定100名!投資で稼げるようになる極秘公演
・ 限定10,000個!格安スマホ出血吐血流血大サービス!

・ 『比較』というワードを入れる

・ 【全人類完全勝利】ブルーレイ版と地上波版を比較してみた。地上波版の謎の光は消えているのか
・ iphone12とiphone12proを徹底比較してみた

・ 『失敗』というワードを入れる

・ 会社選びでついやりがちな失敗な経験10選
・ 今契約をするならここ!絶対に失敗しない格安SIM選び

・ 『返金保証』というワードを入れる

・ 1年間の返金保証
・ 2週間以内の受講期間で全額返金保証有り

・ 読者を挑発する

・ 満員電車で消耗せず、今以上に会社で成果を出す方法
・ あなたの努力は足りていません。目を逸らさず向き合う必要のある5つの真実

・ 読者に質問する

・ あなたは答えられますか?義務教育で習ったお金と税の仕組み
・ 【お前らどう答える?姪がワイに質問してきた】姪「ねえねえ、パン作ったことある?

・ 『ヒント』というワードを入れる

・ あなたが成果を出し続ける方法(ヒント:0を1桁増やしましょう)
・ 絶対に損しない投資術(ヒント:自分に投資しましょう)

⑤ メタディスクリプション

・ メタディスクリプション

ページコンテンツを100文字程度の文章で表した「概要」や「要約」のようなもので、HTMLの<head></head>内に記述します。

<meta name="description" content="ここにディスクリプションのテキストが入ります">

キーワードとマッチすると検索結果画面で太字になります。

スクリーンショット 2020-12-27 9.31.17.png

重要性は徐々に下がっているようですが、とりあえず書いておくと、クリック率は変わります。
書き方は、読者への問いかけ記事の内容アクションを促すの3本で構成します。

◯ 具体例(この記事の場合)

・ 読者への問いかけ
→ SEO対策について知りたいですか?

・ 記事の内容
→ 本記事では、SEO対策の概要説明から、用語、効果的な書き方を解説します。

・ アクションを促す
→ SEO対策についてしっかり理解し、実践したい方は必見です。

この3本全体でおよそ文字数150字以内に収まるとベストです。

⑥ メタキーワード

・ メタキーワード

こちらもメタディスクリプション同様、重要性は減少傾向にあるようで、書かなくても影響ないそうです。
用語だけ記憶の片隅に留めておく感じでよいのではないでしょうか。

⑦ リライト

・ リライト

既に公開したコンテンツのタイトルやメタディスクリプションなどを加筆修正し、順位を上げる目的で行います。
まず、そのキーワードの順位を把握する為、検索順位計測ツールを使います。
SEOは順位が上がってくるまで3ヶ月から半年かかるので、3ヶ月に1回リライトをすればOKです。

それでも順位が上がらない場合は、基本的に関連記事数が不足している場合が大半です。
次に原因として挙げられるのは以下の通りです。

・ タイトルにキーワードが入っているか、文字数は32文字以内か
・ h2,h3見出しにキーワードが入っているか
・ 序文で読者の興味を引いているか
・ 本文内で関連ワードが網羅されているか
・ 読者の滞在時間は短くないか

 

豆知識

① よく使うツールの解析

・ RankTracker(順位チェック)

SEO攻略の鉄板ツールです。

・ Googleアナリティクス(アクセスチェック)

先月比でアクセスが伸びているか、よく読まれている記事はどれかや、リアルタイム解析でSNSで拡散した時にどういう内容の記事が反応が良いのか等を確認します。

・ Google Search Console(キーワード)

例えば、「ブラウザ 人気」で順位を狙っていたが、3ヶ月後に「ブラウザ Google Chrome」で流入されていたケースがあるとする場合、自分が狙っていたキーワードで順位を取れそうか・キーワードにズレがないかを定期的に確認することが大切です。

② 記事内の画像選び

見やすく、h2タグの下に入れることができていればOKです。

スクリーンショット 2020-12-27 11.39.18.png

高品質で良い有料画像を使うのであれば、shutterstockがおすすめです。
画像の質が良ければサイトの見栄えがよくなります。

無料で使いたいのであれば、ODANがおすすめです。画像を検索すると別サイトから検索結果にマッチした画像を表示することもできるので、情報量が増える=画像を選ぶ選択肢が増えるのでこちらも使いやすいと思います。

③ Altタグの使い方

掲載している画像全てに適用するのがベターですが、大変なので基本的に入力してもしなくても大丈夫です。
使い所は、自身が撮影をした写真です。上のh2タグの例でいうと、h2タグの見出しをそのままaltにコピペすればOKで、それがそのまま画像の説明になって入力の手間が省けます。

<img src="hoge.jpg" alt="hoge">

④ ブラックハットSEO

・ ブラックハットSEO

コンテンツの検索順位を不正によって上げる手法のことです。以下、参考までに推奨されていない方法について3つご紹介します。

・ 長文SEO(競合が少ないと有効)

例えば、以下は「留学 おすすめ」で検索した例で、大体8,多くても32ですが、これに対し50くらい紹介すると上位を狙いやすいです。

スクリーンショット 2020-12-27 13.43.59.png

次に「漫画 面白い」で検索すると、先程と比べ数が膨れ上がります。
これに対抗しようとして長文SEOで被せると自身が消耗します。そして、記事が長すぎると読者が離脱し、結果Googleから順位を下げられてしまいます。

スクリーンショット 2020-12-27 13.49.26.png

・ 301リダイレクト

301リダイレクトとは、あるURLを永久的に移転するという意味です。
例えば、2017年と2020年に「mac おすすめ」に関する記事を書いた場合ですが、2017年の記事より2020年の記事の方が、自身がこれまで記事を書いてきた経験とmacの使用経験も積んでいることから、記事の内容としても優れていると思うので、2020年の記事を表示したい時に301リダイレクトをします。

・ サテライトの被リンク

例えば、以下のようにプログラミングスクールに関する3つのサイトがあったとし、全て運営者が同一だったとします。

サイトA:プログラミングスクールの紹介
サイトB:プログラミング学習日記
サイトC:プログラミング学習方法について

サイトAを上位に上げる為、サイトB,CがサイトAに載せている情報をおすすめし、被リンクを貼る方法です。

⑤ ドメインの選び方

基本的に何でも構いませんが、日本人が見慣れている.comか、.netが良いです。
日本語のドメインは意味がありません。SNSなどでシェアする場合に文字化けを起こす可能性があります。
中古ドメインは、急速に順位が上がる場合もあるそうですが、基本的に新規ドメインを取得された方が良いと思います。

⑥ SNS運用の重要性

SNSはこれからの時代に必須で、指名検索をされると、Googleの評価が上がる為です。
SNSから集客することで、認知度が上がり、結果的に指名検索にも繋がります。

Nandemo Webtools

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